北海道の高速道路の7割は、最高速度が80km以下

日本の道路には「法定速度」というものが存在する。高速道路では時速100km、一般道では時速60kmと定められている。つまり、高速道路で標識、表示がない区間は、100kmで走っても良いということだ。北海道の高速道路で時速100kmの走行ができるところは、「登別室蘭ー札幌南 102km」と、「札幌JCTー深川 99km」となってる。

1.登別室蘭ー札幌南
2 札幌JCTー深川
この区間しかないのだ。この2区間を合わせると、201km。道内高速道路総キロ数736kmに占める割合は27%。つまり残りの73%の最高速度は時速80km以下なのだ。その理由として、高速道路でも片側1車線の対面型道路になっている箇所が多いというのが一つの要因となっている。とはいえ圧雪やアイスバーンがある中で、とても80kmまで出そうとはならないだろう。冬はこのようなことがあるから事故防止のためでも最高速度が低く設定されてる。なんとも北海道らしい事情だろう。あとは距離の長い都市区間に高速道路を整備するのだから、中々短期間で片側2車線に整備出来ないから、ひとまず暫定開業するや、北海道は一般道でも広く街を出れば信号も少なく道の線形も緩やかなので、それほど高速道路に求められる需要が大きくないのだろう。






一直線に続く道路
2 札幌市内

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